2012年8月30日木曜日

信濃町に佇む緑の教会



こんにちは。ご無沙汰しておりますオカピです。

今回は、信濃町に佇む教会をご紹介いたします。

信濃町の信越病院近くにひっそりとたたずむ緑色の教会です。
その名は、信濃村教会(旧・信濃村伝道所)。

こちらの建物は、メンソレータムで有名な近江兄弟社を設立したウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計のもので、
信濃町には外国人避暑地として有名な国際村内の教会や講堂に、その作品が残っています。

建築に興味をお持ちの方がいらしたら、ヴォーリズ建築巡りなど、実はおすすめです。
時に、ご宿泊のお客様より、この教会の場所の質問を受けることがありました。
日曜日などにはバザーなどが開かれ、地域の皆さんに愛されています。


信濃町は、古くから宣教師の方が多数いらして、現在の「国際村」が出来上がったわけですが、
外国から持ち込まれた文化がその後も生き続け、大切に保存されている町です。
以前ご紹介しましたアルカリ性の薬草・ルバーブも、大正時代に宣教師として日本に来られた
アルフレッド・ラッセル・ストーン氏によって持ち込まれたもの。今や信濃町特産品となっていますよね。

是非、信濃町にもう一歩踏み込んで、新しい発見や体験をしてみて下さいね。


オカピ